工場
工場

昔から気になっていた

トヨタ自動車の工場で働いた方の

「絶望工場」という本を

読んでみたくなったので

さっそく読んでみました。

自分も感じていた違和感

ライン
ライン

僕もトヨタグループに3回派遣で

行っていて、その時に感じていた

【違和感】みたいなものをずっと持ち続けていたのです。

その【違和感】みたいなものが

この「絶望工場」という本を読んで

やはり同じようなことを感じる人が

他にもいたんだなと思いました。

まさしく絶望工場!

エンジン生産ライン
エンジン生産ライン

僕は工場内で働いていたわけではないですけど

感じたことは同じだと思います。

『人を人と考えない』

特に事務職の人の工場で働く人に対しての

考え方はそう思いました。

徹底した無駄の排除によって起こる

考え方が、人を機械と同じように考えているようで

それが【違和感】のひとつかもしれません。

「絶望工場」は期間労働者の話ですが

今、増えている派遣社員に対しても

トヨタ生産方式と同じ考え方なのでしょう

必要な時に必要な数の人材を

入れられるので、

コマとしてしか考えていないのです。

プロパー(正社員)と派遣社員の間に

壁みたいなものがあるように思いました。

それなのに、やる仕事は

プロパーの仕事と一緒…

不思議でしたね。

派遣会社を辞める時に

ものすごく引き留められたのですが、

いま思えば

駒が減ってしまうのが困るだけで

自分をかってくれてるわけではなかったんです。

あとで聞きましたが、

すぐに代わりの人が補充されてますからね。

トヨタグループはそんなところだったため

違和感が大きくなって辞めてしまいましたが

今となっては

いい選択をしたかなと思っています。

ニコニコ動画サイトにある

「フリーター漂流」という内容も

見てると切なくなってしまいます。

フリーター漂流1

フリーター漂流2

フリーター漂流3

やっぱり、仕事でも

人として生きたいと強く思いました。

こちらも面白い本ですよ。